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2009年6月 5日 (金)

小さな友達との思い出

まだ宮城県の仙台住んでいた頃三歳頃でしょうか、

僕はいつものように兄と遊びに行った帰り、

ふとダンボール入った捨てられた子猫を見つけました。

何を考えたのか、その猫を兄と家に持ち帰り、勝手にミイコと名づけ

特に両親に反対された記憶が定かではないのですが、拾った猫を拾った

場所に返すように言われたよな気もしますが、日ごろ我を通さない兄が

味方してくれたように記憶もうっすらと.....

三男のわがままな性格と、兄との共同作戦に折れたのか、両親の大きな

反対もなく、ミイコとの小さな友達との生活が始またように記憶しております。

それから来る日も来る日も僕はミイコと一緒でした。

日に日にミイコは家族の一番の人気者になり、いつでも家族がミイコ

を心配して、ミイコが足を怪我したて歩行困難になった時には、

父が職場から医薬品を持ち帰り、下宿していたもう一人のお医者さんと

代わる代わる看病してくれたり、本当にみんなに愛されておりました。

そして又新たにもう一匹クロという猫も加わり、我が家は家族5人

猫2匹、下宿人一人、合計八つの生命が暮らす家は、あんまりお金は

なったけど一番活気があって楽しかった気がします。

そんな暮らしがしばらく続き、下宿人も結婚して家を出ていき、

ミイコも大分ボケが始まった頃、父親の転勤が決まり、新天地は

どうしてもペットは飼えないとの事で、父親の仕事の関係の研究

施設に引き取ってもらう事ったのです。

初めて生まれた場所を離れ家族が大移動する大変さ、

転校とか友達との別れとか、ミイコとクロとの別れを

実感する事は直前までなかなか出来なかったように記憶して

おります。

引越しの夜、近所のお世話になった家にお食事に御呼ばれされて

家に戻ると、既にミイコとクロは居なくなっており、既に施設に運ばれた

後でした。

荷物が運び出された、だだっ広い部屋に布団だけが敷かれており、

僕は、ただ、ただ、泣く事しか出来ず、いつの間にか泣き付かれて

寝てしまいました。

ふと夜中、横に寝る兄を見ると、眠った目から涙をたくさん流し

眠っていました。

あの時の兄の寝顔は一生忘れられません。

今思えば、勝手な都合で子猫を飼い、勝手な都合で手放して

しまった訳ですから、本当に恥ずかしいお話です。

でも、ミイコとクロからはたくさんの事を、教えてもらいました。

小さいけどいつも一緒に過ごしてくれた友達の大切さ、生命の

大切さ、生き物を飼う大変さ、家族の思いやりの大切さ、

大切なものとの別れの辛さ、数え上げればキリがありません。

本当ありがとう!

 今ペットを飼いたいですか?

と聞かれたら、もう辛い思いはしたくないので

答えはNOだと僕は思います。

でも、いつか自分の愛する人達が、本気でペットを飼いたいと

言ったとしたら、素直にOKと言ってあげたいと思います。

 ちなみに引越しも転入も終わり、新しい生活に慣れてきた頃

風の便りに、若いクロは施設から逃げ出した事を聞きました。

  クロ!それでこそ うちの猫だ でかしたぞ!

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